12月16日一人の女性が真珠養殖を体験したいと訪れられた。真珠の話や良い真珠、悪い真珠などお見せして、実際に沖に出て真珠貝をお見せする事に、当日は、あいにく寒波と波があり船は縦揺れ、横揺れ、始めての人には立っているのも難しい。筏に着いて抑制されている貝、1月に真珠を取り出す貝などお見せする。途中で気分が悪くなられたようだが頑張って話を聞いてくださった。今年は、越前クラゲはやってくるは、夏場は高水温だったし、中国の工業排水汚染への心配、海は泣いていますと説明しました。私達がいくら頑張っても自然が壊れたらどうしようもないということです。港へ帰ってきてホットされていましたが、工場に帰ってからトイレに走り込まれました。相当苦しかったのを我慢なさっていられたのでしょう。私達の仕事の大変さ、そうやって生まれでた真珠の尊さ、ちょっとした見学だったにもかかわらず大変感動なさったようです。もっと真珠を勉強したいとおっしゃっていました。なにかのご縁で訪れて頂き、真珠の理解者がまた一人。ありがたいことです。またおいでになって体験したいとの事、出来る限りのことはしてさしあげようと思っています。今日、昨日のお礼の電話がありましたが、帰ってお風呂に入ったら体が揺れていたそうです。最初はみんなそうだったナ~と懐かしく思いました。